Fujiwara/ 5月 1, 2025/ NEWS

4月21日(月)「第26回一般・高校生向けセミナー」を開催しました。第26回は【微生物のちからをかりて、世界が喜ぶ環境に優しい技術を創ろう~捨てられるものを原料としたバイオプラスチックの合成と分解研究についてご紹介~】の演題で、山田美和 生物生産部門兼任教員(農学部教授) が講演を行い、41名の参加者に熱心に聴講いただきました。

今回のセミナーでは、石油から造られたプラスチックはなぜ環境問題を引き起こしているのか?についてお話した後、その問題解決の糸口となるであろう微生物の力によるバイオプラスチック合成・分解に関する研究について、画像や動画などを交えながらわかりやすく解説し、理解を深めていただきました。

参加者の皆さまからは、たくさんの質問が寄せれらたほか、「プラスチックを分解できる微生物についてもっと知りたい」「PHAのことを理解できて良かった」「自身の興味のある分野について知る事ができ、とても有意義なものでした」「先生の説明が聴きやすく、学生ではないのですが、凄くわかりやすかったです」という感想が寄せられ、高校生は進路の参考にもされていたようです。
また、オンライン配信では、たくさん参加いただき、大変ご好評をいただいております。

次回は5月28日(水)に、【食と健康 体に必要なのに嫌われがち!?脂質は体には欠かせない存在です。】と題し、西向めぐみ 食と生活部門兼任教員(農学部教授)が講演を行います。

今後も継続的に開催し、当センターの研究成果を日常の身近な話題に落とし込みながら地域に向けて発信していきます。
ご参加をお待ちしております!