Fujiwara/ 10月 5, 2020/ RESEARCH TOPICS

次世代アグリイノベーション研究センターの伊藤菊一教授らは、発熱植物 Arum maculatum のシアン耐性呼吸酵素(AOX)をターゲットとした生化学的解析から、AOXが特定のタンパク質分解酵素により温度依存的に分解される現象を見出しました。AOXは植物の熱産生に重要であることが知られていますが、今回の成果は植物の新たな発熱制御メカニズムの存在を示唆するものです。

本研究は100年以上の歴史を持つ生化学分野のトップジャーナルであるBiochemical Journal誌に掲載され、同誌の表紙にも採択されました。

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【掲載論文】

論文題目:Degradation of mitochondrial alternative oxidase in the
     appendices of Arum maculatum
著  者:Kikukatsu Ito, Takafumi Ogata, Takanari Seito, Yui Umekawa,
     Yusuke Kakizaki, Hiroshi Osada, Anthony L. Moore
DOI   :https://doi.org/10.1042/BCJ20200515
掲載雑誌:Biochem Journal (2020) 477 (17): 3417–3431
表  紙:Biochem Journal (2020) 477 (18)
     https://portlandpress.com/biochemj/issue-covers

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国立大学法人 岩手大学プレスリリース
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    https://www.iwate-u.ac.jp/upload/images/press1001.pdf
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