6月5日（水）、岩手大学理工学部にて2019年 第1回AICセミナーを開催いたします．
皆さまのご参加、お待ちしております．
- 演題 「食品の凍結保存の科学 ～水の過冷却と結晶化～」
- 講師 中西真大 氏（福岡工業大学工学部電気工学科 助教）
- 日時 令和元年6月5日（水） 15:00～16:30
- 場所 岩手大学理工学部3号館1階 127教室（大学院講義室）
食品の長期保存では、雑菌の繁殖を防ぐことや、酵素の活性を落とすために、
低温が用いられる。特に、食品の凍結保存は広く普及しており、輸送時などで
一般に用いられる。凍結保存は、凍結処理が適切でない場合は、解凍の際に細
胞膜が破れて、ドリップとして内容物が溶出する。これは食品劣化につながる。
そこで本セミナーでは、ポストハーベスト・食品品質保持の観点から、凍結・
解凍について水の状態変化の観点から科学的にとらえ、過冷却現象や氷の性質
などを概観する。
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