8月23日(火)、「第4回一般・高校生向けセミナー」を開催しました。
第4回は【都市・農村における人間と野生動物の関係の再構築】
の演題で、原科幸爾 生態環境部門長(農学部准教授) が講演を行い、
12名の参加者に熱心に聴講いただきました。
8月中旬、盛岡市内中心部の開運橋付近や住宅地でツキノワグマが目撃されたという報道があったところであり、
人間と野生動物の共生は、まさにタイムリーな話題でした。
人間活動が生態系に与えた影響を、その場所とは異なる場所に整備したり、
アニマルパスを整備したりすることで補償する取組みや、
害獣であるシカの管理と、ジビエとしてのブランド確立を目指す取組みが
紹介されました。
「とても分かりやすく参考になった」「ほかの動物についても知りたい」「シリーズ化してほしい」
といった感想が寄せられました。
今後も毎月1回程度継続的に開催し、当センターの研究成果を
日常の身近な話題に落とし込みながら地域に向けて発信していきます。
ご参加をお待ちしております!