Fujiwara/ 2月 3, 2023/ NEWS

1月18日(水)、「岩手大学次世代アグリイノベーション研究センター(AIC) シンポジウム」を開催しました。

本シンポジウムは、「廃棄プラスチックの新たなリサイクル法開発を目指して」をテーマに、
環境省・(独)環境再生保全機構(ERCA)の環境研究総合推進費に採択され、
進行中のプロジェクト「廃棄プラスチックのバイオリサイクル技術の開発」について、
研究ご担当者から、高校生・地域の皆さま、本学関係者に直接ご説明いただける、貴重な機会となりました。

はじめに、ERCAプロジェクトリーダーで福島大学共生システム理工学類 教授 杉森大助先生から、
「バイオ法によるプラスチックリサイクル技術開発の現状と課題、そして未来」を演題にご講演をいただきました。

つづいて、岩手大学農学部准教授(AIC生物生産部門長)山田美和先生が、「産業廃棄物を原料とした微生物による
バイオプラスチック合成」を演題に講演いたしました。

オンライン参加者も含め51名の参加者に聴講いただきました。
会場には31名に足を運んでいただきいました。

参加者の皆さまからは、たくさんの質問が寄せられた他、

「未来に向けた環境の研究が進んでいることをお聴きし、素晴らしい技術を持っていると感じた。岩手発の技術を
世界に広めて欲しい。」、「石油由来のプラスチックリサイクルやバイオプラスチックの現状や、ケミカルと
バイオの違いなどについて大変勉強になりました。」、「廃棄プラスチックによる環境汚染や、生態系の破壊が
近年世界的な問題となっている中で、廃棄プラスチックをリサイクル研究が盛んに行われていることに興味深く感じた。」
など、たくさんの感想が寄せられました。
進行中のプロジェクトについて大変興味深く、熱心に聴講されておりました。

今後も毎月1回程度セミナー等を継続的に開催し、当センターの活動や研究成果を日常の身近な話題に落とし込みながら、
地域のみなさまに向けて発信していきます。

今後の予定については、開催日が決定次第、岩手大学webサイト イベント情報のページ及び当センターwebサイトで
ご案内いたしますので、ぜひご参加ください。
ご参加をお待ちしております!

 

 

 

 

 

 

【関連資料】プロジェクトの研究概要をこちらからご覧いただけます。
https://www.erca.go.jp/suishinhi/seika/db/pdf/kenkyu_gaiyou/1-2205.pdf
(独立行政法人 環境再生保全機構(ERCA)のサイトにジャンプ します)