10月30日(水)に「第23回一般・高校生向けセミナー」を開催しました。第23回は 【ライフサイクルアセスメント(LCA)による食品流通加工プロセスの環境負荷の評価】の演題で、折笠貴寛 生物生産部門兼任教員(農学部准教授)が講演を行い、29名の参加者に聴講いただきました。
今回のセミナーでは、近年SDGsが注目されるなど、持続可能な社会の構築に向けた取り組みの強化が求められていますが、環境負荷の見える化の取り組みの一例として、
国際標準化機構(ISO)の規格に則った環境負荷の評価手法であるライフサイクルアセスメント(LCA)手法による食品流通加工プロセスの環境負荷について評価した事例を表やグラフなどでわかりやすく解説し、理解を深めていただきました。
参加者の皆さまからは、たくさんの質問が寄せれらたほか、「とてもわかりやすく説明いただけて勉強になりました」「消費者がSDGsをどう考えたらいいか少しわかりました」「緩衝包装とフードロスの関係がわかりやすく興味深かった」という感想が寄せられ、高校生は進路の参考にもされていたようです。
また、オンライン配信では、たくさん参加いただき、大変ご好評をいただいております。
次回は、11月22日(金)に【新技術を利用した持続可能な森林管理を目指して】と題し、齋藤仁志 生態環境部門兼任教員(農学部教授)が講演を行います。
今後も毎月1回程度継続的に開催し、当センターの研究成果を日常の身近な話題に落とし込みながら地域に向けて発信していきます。ご参加をお待ちしております!