9月12日(木)に「第22回一般・高校生向けセミナー」を開催しました。第22回は 【食としての水産物の多様性と健康機能性 】の演題で、袁春紅 食と生活部門兼任教員(農学部教授)が講演を行い、39名の参加者に聴講いただきました。
今回のセミナーでは、水産物の鮮度保持と加工利用の研究を通して、栄養や機能性に優れた水産物を日常的に摂取する日本の食生活のスタイルが国民の健康を維持する上で重要な役割を果たしていることについて、写真やグラフでわかりやすく解説し、理解を深めていただきました。
参加者の皆さまからは、たくさんの質問が寄せれらたほか、「外国での水産加工品の解説は興味深かった」「海産物にもっと関心をもち情報発信したい」「水産の大切さがよくわかりました」「水産資源の新たな活用など、いろいろな角度から観ることができるようになった」という感想が寄せられ、高校生は進路の参考にもされていたようです。また、オンライン配信では、たくさん参加いただき、大変ご好評をいただいております。
次回は、10月30日(水)に、【ライフサイクルアセスメント(LCA)による食品流通加工プロセスの環境負荷の評価 】と題し、 折笠貴寛 生物生産部門兼任教員(農学部准教授)が講演を行います。
今後も毎月1回程度継続的に開催し、当センターの研究成果を日常の身近な話題に落とし込みながら地域に向けて発信していきます。ご参加をお待ちしております!