石川県能登において、岩手大学発の技術「初冬直播き」についての講演を現地の被災生産者向けに行いました。地震またその後の豪雨災害で、待ったなしの生産者の状況、どんどん離農されていく方が増える中、能登の農業をどのように維持していくか、生産者と議論を深めました。本シンポジウムは、東北地域農林水産・食品ハイテク研究会、石川県、実践総合農学会が主催となって行いました。
翌日の10月29日に現地を視察したところ、農地の陥没、またその後に発生した豪雨災害の影響で土砂に埋まった水田などが見られ、普及には時間がかかることが想定されました。
石川県能登復興セミナー「能登の農林業の復興を目指して!!-先端技術で復興を加速する-」
日時:令和6年10月28日(月)13:30~16:30
開催形態:ハイブリッド方式(計90名,オンサイト40名,オンライン50名)
開催場所:いこいの村能登半島(石川県羽咋郡志賀町 志賀の郷温泉)
参集範囲:対面参加:奥能登・中能登管内の担い手水稲農家・法人など
石川県行政、農業改良普及指導員、農協関係者等
Online参加:石川県内の担い手農家ならびに全国からの参加希望者
発表タイトル:「中山間地域・小区画水田でも活用できる低コスト初冬直播き技術」
講演者:次世代アグリイノベーション研究センター長(農学部教授) 下野 裕之
詳細は下記URLをご覧ください。
東北地域農林水産・食品ハイテク研究会webサイト
https://www.tohoku-hightech.jp/file/seminar/r6_241028_info.pdf