Fujiwara/ 3月 24, 2023/ NEWS

宮古市・重茂漁協では、通常はなかなか見ることのできない、三陸のわかめの水揚げ後の加工工程を見学し、職員の方から説明をいただきながら、磯焼けの問題やブルーカーボンの可能性について議論を行いました。次に、山田町のスモークラボ香屋を見学し、燻製の作業工程を見ることができました。また、同町の織笠漁協の漁師・昆氏の作業場を訪問し、ホタテとカキ養殖について紹介していただき、年間を通じた漁業スケジュールなど知ることができました。最後に、大船渡市の三陸とれたて市場を訪問し、CAS凍結技術を用いて三陸の海の幸をお刺身として届ける取り組みについて説明を受けました。

澄み切った春の日差しのもと、三陸地域の漁業者からのお話は、大変興味深く、次世代アグリイノベーション研究センターの今後の活動展開において非常に有意義な情報が得られました。今後も、三陸地域の水産業の活性化に向けて、地域社会の皆様と問題意識を共有し、持続可能な水産の発展に向けて、研究を進めてまいります。