Fujiwara/ 7月 2, 2024/ NEWS

6月25日(火)に「第20回一般・高校生向けセミナー」を開催しました。
第20回は 【動物園動物の行動を調べる】の演題で、出口善隆 生態環境部門兼任教員(農学部教授) が講演を行い、73名の参加者に聴講いただきました。

今回のセミナーでは、動物園の歴史や現代における動物園の役割、展示方法の変遷などに触れながら、動物園動物の行動的課題とその社会的背景について解説し、さらに動物園動物の行動的課題解決のための研究について理解を深めていただきました。

参加者の皆さまからは、たくさんの質問が寄せれらたほか、「身近ながらとても興味深いものがありました」 「動物園という場と大学における研究がどのようにリンクしているのか興味があった」「動物園の展示の仕方について、とても興味をもっていたため、色々な知識を増やすことができて良かった」「動物園やアニマルウェルヘアなどについて多く知ることができてよかった」「学んだことを最後にクイズで復習して答えるのが楽しかった」という感想が寄せられました。高校生は「学校で取り組んでいる探究活動で動物福祉について調べている」「動物行動学に興味があった」「将来動物に関する仕事に就きたい」など、学校活動や進路の参考にもされていたようです。
また、オンライン配信では、たくさん参加いただき、大変ご好評をいただいております。

次回は、7月25日(木)に、【生成系AIは農学分野に活かせるか ~画像生成AIの場合~】と題し、木村彰男 データサイエンス部門兼任教員(理工学部准教授)が講演を行います。

今後も毎月1回程度継続的に開催し、当センターの研究成果を日常の身近な話題に落とし込みながら地域に向けて発信していきます。ご参加をお待ちしております!