Fujiwara/ 8月 1, 2024/ NEWS

7月25日(木)に「第21回一般・高校生向けセミナー」を開催しました。第21回は 【 生成系AIは農学分野に活かせるか~画像生成AIの場合~】の演題で、木村彰男 データサイエンス部門兼任教員(理工学部准教授)が講演を行い、44名の参加者に聴講いただきました。

今回のセミナーでは、画像生成AIのコア技術であるGAN(敵対的生成ネットワーク)の概略を写真や画像を使ってわかりやすく説明し、その農学分野における活用事例として、本センターが実際に取り組んでいる「水田画像の自動生成」について理解を深めていただきました。

参加者の皆さまからは、たくさんの質問が寄せれらたほか、「AIの基本的仕組みの説明がわかりやすかった」「農学に興味があり、生成AIを活かすというテーマがおもしろそうだと思った」「特化型AIについて自分が知らない部分について知ることができて良かった」という感想が寄せられました。高校生は進路の参考にもされていたようです。また、オンライン配信では、たくさん参加いただき、大変ご好評をいただいております。

次回は、9月12日(木)に、【食としての水産物の多様性と健康機能性】と題し、袁 春紅 食と生活部門兼任教員(農学部教授)が講演を行います。

今後も毎月1回程度継続的に開催し、当センターの研究成果を日常の身近な話題に落とし込みながら地域に向けて発信していきます。ご参加をお待ちしております!